人の体の中には、気が流れている。

これは東洋医学を施す上で、基本となる考え方です。
気の滞りが病気の元となると考えられています。

ですが、すべての人の体の中に流れているといわれても、外科で解剖したところで、血管や神経のように、その存在を確認できるものではありません。

西洋医学（現代医学）からすると、エビデンス（科学的証明）がない！と言われてしまう訳です。

しかしそれは、現代の科学技術に基づく検査技術の中での実証に過ぎません。つまり今の人類の科学のレベルでは証明できないだけ！のことです。

昔、多くの人は地球が丸いとは思わなかった。宇宙がこんなに広いとは思わなかった。DNAなんてものがあるなんて思わなかった。

少しずつ科学が進歩し、いろいろ解ってきたから言えることで、解らなければSF小説の題材レベルかもしれません。

われわれ人間の科学文明は始まったばかりなのに、すべてが実証できるわけがない。

逆に、解らないことがほとんどだと言うことが言えると思います。

では、気の存在をどうして信じられるのか？

信じる人、信じない人、当然分かれます。
信じる人の中には、